ANAアメリカン・エキスプレス・カード3タイプを徹底比較してみた!

ANAアメリカンエキスプレスクラッシックカード

 

「ANA」の名の付くクレジットカードの中でもグレードが高く、且つトラベル特典の豊富なのが、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード(ANAアメックス)」です。

 

ANAアメックスはANAがアメリカン・エキスプレスと提携して発行・運営しているクレジットカードで、「ANAアメックス・クラシック」、「ANAアメックス・ゴールドカード」、「ANAアメックス・プレミアムカード」の3タイプがあります。当然、国際ブランドはAmerican Expressのみです。

 

ANAアメリカンエキスプレスカードの基本情報

項目/カード クラッシック ゴールドカード プレミアムカード
ベースカラー ブルー ゴールド ブラック
年会費

本人:7,560円
家族:2,700円
ETC:無料

本人:33,480円
家族:16,740円
ETC:無料

本人:162,000円
家族:無料(4枚)
ETC:無料

ポイントプログラム ANAアメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワードポイント
付与ポイントB 100円:1ポイント(還元率1%)
ポイント期限

3年

ポイント移行コース 年6,480円(税込み) 無料 無料
ANAグループでの追加特典C 200円:1ポイント 200円:2ポイント 200円:3ポイント
ANAカードマイルプラス特約店での追加特典D 100円:1マイル
フライト・ボーナスマイル 10% 25% 50%
入会時ボーナス 1,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
継続時ボーナス 1,000マイル 2,000マイル 10,000マイル

海外旅行傷害保険E
死亡・後遺障害

3,000万円
(1,000万円)

1億円
(1,000万円)

1億円
(1,000万円)

傷害治療費用

100万円
(同額)

300万円
(200万円)

1,000万円
(同額)

疾病治療費用

100万円
(同額)

300万円
(200万円)

1,000万円
(同額)

救援者費用

200万円
(同額)

400万円
(300万円)

1,000万円
(同額)

損害賠償費用

3,000万円
(同額)

4,000万円
(同額)

5,000万円
(同額)

携行品損害(自己負担3,000円)

30万円
(同額)

50万円
(同額)

100万円
(同額)

乗継遅延費用保険金F 最高3万円
出航遅延費用等保険金G 最高3万円
寄託手荷物遅延費用保険金H 最高3万円
寄託手荷物紛失費用保険金I 最高6万円

国内諸侯傷害保険E
傷害死亡・後遺障害

2,000万円
(1,000万円)

5,000万円
(1,000万円)

1億円
(1,000万円)

入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 2,000円
手術保険金 5万~20万円
ショッピング・プロテクション(購入日後90日間)

200万円
(自己負担1万円)

500万円
(自己負担1万円)

500万円
(自己負担1万円)

リターン・プロテクション(購入日後90日間) 1商品・最高3万円、年間最高15万円 1商品・最高3万円、年間最高15万
キャンセル・プロテクションL 上限10万円 上限15万円
国内線空港ラウンジ 同伴者1名が無料(28空港39ヵ所)
手荷物無料宅配M 会員一人に付きスーツケース1個が無料 往復で1個ずつ無料
空港クローク 無料

@次年度の年会費が割引になる特典はすべてのカードにありません。
AETCカードは年に一度も利用しないと、540円(税込)の年会費が掛かります。
B電気・ガス・水道などの公共料金はポイント付与が半減(200円:1ポイント)する地域があります。
CANAグループでANA航空券や旅行商品の購入、及び機内販売の利用で、通常ポイントの他に特典ポイントが付きます。
DANAカードマイルプラス特約店での購入にカードを利用すると特典マイルが付きます。
E海外・国内旅行傷害保険の( )内の金額は同行した家族に対する保障額です(家族カードとは別に保障)。
 ・クラシックは海外・国内旅行傷害保険とも旅行代金をカードで支払った場合に付帯される「利用付帯」です。
 ・ゴールドカードとプレミアムカードは海外・国内旅行傷害保険の内、海外旅行傷害保険の1億円の中の5,000万円だけがカードを保有しているだけで付帯される「自動付帯」で、それ以外は利用付帯です。
F乗継遅延費用保険金:航空便が遅延したことで、4時間以内に代替便を利用できなかった場合にホテル代と食事代を補償。
G出航遅延費用等保険金:出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合に食事代を補償
H寄託手荷物遅延費用保険金:到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合に衣料購入費等を補償
I寄託手荷物紛失費用保険金:到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合に衣料購入費等を補償
Jショッピング・プロテクション:一般的なクレジットカードと違い、購入場所は国内・海外を問いません。さらに、リボ払いや分割払いではなく、一括払いで支払っても補償の対象になります。
Kリターン・プロテクション:ANAアメックスで購入した商品の返品を販売店が受け付けない場合に、対象金額を会員口座に払い戻してくれます
Lキャンセル・プロテクション:急な仕事や、ケガ、病気などで予定していた旅行に行けなくなった時に、損害の一部を補償してもらえます。「1,000円」または「キャンセル費用の10%に相当する額」のいずれか高い額の免責(自己負担)があります。なお、同行者の分も補償対象になります。
M手荷物無料宅配:成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で利用できます。宅配は通常、1個1,500〜2,000円が掛かります。

 

ANAアメリカンエキスプレスカードのポイント交換

貯まったポイントは1,000ポイント単位で1,000 ANAマイルに交換できます。リワードポイントの還元率は1%なので、マイル付与率も1%ということになります。

 

ところで、リワードポイントをANAマイルに移行するには「ポイント移行コース」への登録が必要ですが、アメックス・クラシックだけは年ごとに6,480円(税込)の登録料が掛かります。

 

なお、移行コースは毎年自動更新され、移行コースに登録するとポイントの有効期限が3年ではなく無期限になります。ただし、ポイントから移行したマイルの有効期限は移行後36ケ月までです。

 

ちなみに、アメックス・クラシックの場合、ポイント移行コースの費用として年に6,480円が掛かりますが、その金額を下げる方法があります。

 

それは、ポイントの有効期間はポイント移行コースに登録しなくても3年あり、マイル移行後の有効期間の3年を足すと6年になるため、3年に1回だけポイント移行コースに登録し、ANAマイルに交換した後解約すれば、ポイント移行コースのコストを3分の1(6,480円÷3年=2,160円)にできることになります。

 

ANAカードマイルプラス特約店

ANAカードマイルプラス特約店には以下などの店舗があります。

ジャンル 店舗
レンタカー ニッポンレンタカー
コーヒーショップ スターバックス
百貨店 高島屋・阪急百貨店・阪神百貨店・大丸・松坂屋
コンビニ・スーパー セブンイレブン・イトーヨーカドー
引っ越し アート引っ越しセンター・サカイ引越センター
ドラッグストア マツモトキヨシ
タクシー グリーンキャブ・中央無線タクシー・東京MKタクシー・東京無線タクシー・大和自動車交通
ガソリンスタンド ENEOS・出光興産
鉄道・バス等 エアポートリムジンバス・京成スカイライナー
ホテル ホテルオークラ・東急ホテル等

 

Edyマイルプラス

ANAアメックスカードには電子マネーの楽天Edyが搭載されており、200円に付きANAマイルが1マイル付与されます(マイル付与率0.5%)。

 

なお、楽天Edyには「Edyマイルプラス」という制度があり、対象店舗で楽天Edyを使うと、200円に付き2倍の2マイルが得られます。Edyマイルプラス対象店にはニッポンレンタカー、紀伊國屋書店、ビッグエコー、マツモトキヨシ、洋服のはるやまなどがあります。

 

ANAマイレージモールの利用

ANAアメックスカードはANAが運営するポイントモールの「ANAマイレージモール」を利用でき、利用金額に応じたANAマイルが付与されます。参加サイトには以下などがありますが、人気サイトのAmazonはありません。

サイト 付与マイル
楽天市場 200円:1マイル
Yahoo!ショッピング 300円:1マイル
ポンパレモール 300円:1マイル
LPHACO 100円:1マイル
マツモトキヨシオンラインスア 100円:1マイル
DHCオンラインショップ 200円:2マイル
Oisix 200円:1マイル
ドミノ・ピザ 100円:1マイル
楽天トラベル 200円:1マイル
じゃらん 200円:1マイル
一休.com 200円:1マイル
エクスペディア 200円:1マイル
ユニクロ 300円:1マイル
ニッセン 100円:1マイル

 

グローバル・ホットライン

ANAアメックスには「グローバル・ホットライン」というサービスがあり、日本語での電話サポートを24時間受けられます。以下などをサポートしてもらえます。
・航空券・ホテル・レンタカー・レストランなどの案内や予約
・イベントやレジャーなどのチケットの手配
・カードやパスポートなどの紛失、盗難の処理や再発行
・病院や弁護士などの紹介

 

アメリカン・エキスプレス・セレクトの利用

アメリカン・エキスプレス・セレクトはホテル、ダイニング、ショッピングの3つのカテゴリーで利用できる優待プログラムです。日本を始め、世界100カ国以上の地域で割引などのサービスを利用できます。

 

JR東海プラスEXサービスの利用

ANAアメックスは東海道新幹線(東京〜新大阪)の座席をスマホや携帯電話、PCからオンラインで予約・変更できる「プラスEX」サービスを利用できます。専用のICカードを使うことで、切符が必要なくなります。

 

空港パーキングの割引特典

成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港で駐車場の割引を受けられます。

 

ゴールドカード会員以上のサービス特典

 

京都特別観光ラウンジの利用

清水寺や祇園など伴に、京都観光の中心地にある圓徳院に設置されている高級ラウンジを無料で利用できます。

 

エアポート送迎サービス

海外旅行の出発・帰国時に、提携タクシー会社(MK株式会社)の車で利用可能地域内の指定場所と空港との間を格安の定額料金による送迎サービスを受けられます。

 

エアポート・ミール(国内線)のプレゼント

H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで国内線の航空券を購入すると、羽田空港と伊丹空港の対象レストランで利用できる「エアポート・ミール・クーポン」(1,000円相当分)を貰えます。

 

プレミアムカード会員専用のサービス特典

 

国内線のANAラウンジが利用可能

搭乗手続きを済ませた後で、豪華なプレミアムカード会員専用のANAラウンジを利用できます。

 

プレミアム・サービス・デスクの利用

プレミアムカード会員は最高級のコンシェルジュサービスを受けることができ、会員専用の執事のようにあらゆる要望に対応してくれます。

 

ホテル・メンバーシップで上級会員の資格を提供

ANAアメックス・プレミアムカードを保有していると、ホテルの上級会員の資格を得られます。部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、朝食無料サービスなどの優遇プログラムがあります。

 

プライオリティ・パスが無料

世界約120の国、約400の都市にある900ケ所以上の空港VIPラウンジを利用できるプライオリティ・パスが無料で発行され、搭乗する航空会社や搭乗クラスに関係なくVIPラウンジを利用できます。

 

さらに、家族会員も無料となっています。一般的なゴールドカードで利用するラウンジは手荷物検査前にあるため、搭乗時間より前にラウンジを出なければなりませんが、VIPラウンジは手荷物検査後のフロアーにあるため、搭乗間際まで快適にくつろぐことができます。

 

ダイニング・アクセスの特典

提携している高級レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料理が無料になります。しかも、利用回数に制約がありません。

 

星野リゾートの利用

星野リゾートの国内ホテル・旅館に2名以上で宿泊すると、1名分の夕・朝食料金が無料になります。

 

ANAアメックスカードはANAのマイル特典にAmerican Expressの旅行サービスが加わったカードです。飛行機を利用する機会の多い人には最もふさわしいカードと言えます。

 

ちなみにアメックスのカードにもキャッシング機能は付いています。勘違いしている人がいますが、クレジットカードのキャッシングの金利は消費者金融と変わりません。まったく安くはないので、消費者金融借り換えを狙ってクレジットカードを作る人がいますが、アメックスのキャッシングの金利は高いので全く意味がありません。

 

消費者金融を借り換えをするなら、銀行カードローンがベストでしょう。